自信のなさが表れている

時代によって新しい言葉が生まれるものです。近年ではマウンティング女子という言葉がテレビなどでよく耳にします。
昔からやたらと力関係に固執した女性はいたもので、お局様がマウンティング女子に近いかもしれません。お局様と聞くと、多くの世代がイメージしやすいのではないでしょうか。
マウンティング女子の特徴は、とにかく他の女性よりも優位に立ちたがるという困った性質を持っています。ですが、これは特定の女性だけではありませんし、今に始まったことでもありません。
多くの女性は幼少期から「可愛い」といわれて、大事に育てられてきているのではないでしょうか。ですが中学生ぐらいになると自分を客観的に観察する能力も生まれてきて、自分が社会的にどれぐらいの位置にあるのかを知ります。その自分の立ち位置を理解してくると、他の女子よりも優位な立場でなくては納得できない人がでてきます。そういった女性がマウンティング女子になってしまうのです。
しかし、これは裏返すと自信のなさからくるものでもあります。後輩に追い抜かれるかもしれない、自分の存在価値は低いかもしれないと無意識に感じているからこそ、虚栄を張りたくなるのです。
実力も自信もある人は、マウンティング女子にはなりません。なぜなら自分に自信があれば他の人と張り合う必要がないからです。昔は「人は人、自分は自分」といった自分だけにある価値を見出すような風潮や教育がありましたが、近年では誰もが同じといった同列での教育ですので、その中で優位に立とうと思うと相手より強い存在であることをアピールせざるを得ないのではないでしょうか。
マウンティング女子にであった時、職場にいる場合、まずは受け流すことです。まともに受けとめていると疲れてしまい、追い込まれてしまいますので、個人主義に徹しておくことも必要だと思います。


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